鉄棒技上級編

上級編-逆上がり後に身に着ける高度な鉄棒技

ちょっと難しいけど、子供のうちに練習したい鉄棒技を紹介しています。

中には「踏み越しおり」など、実際には逆上がりより上級とは言えないものもあります。
これは、逆上がりの習得に直接かかわらない技は「練習方法」の項目から省いてこちらに掲載しているためです。

目次

踏み越しおり(ふみこしおり)

逆上がりより前にできる技ですが、逆上がり上達と関連が低いのでこちらに記載しました。技としては難しくなく、高さへの恐怖心との戦いです。

「踏み越しおり(ふみこしおり)」の詳細

だるま回り

こちらも逆上がり前でも身に着けられる技です。鉄棒を体で挟み込んで回ります。

「だるま回り」の詳細

後ろだるま回り

だるま回りの反対で、鉄棒を体で挟み込んで後方に回ります。前に回るより怖く感じる子が多いです。

「後ろだるま回り」の詳細

プロペラ回り

ここからは完全に逆上がりより高度です。プロペラ回りは鉄棒をまたがるようにしたところから横に回ります。

「プロペラ回り」の詳細

後方支持回転こうほうしじかいてん屈膝くっしつうで立て後転、空中逆上がり、後ろ回り)

別名、空中逆上がり。鉄棒上で足を付かずに後方に一回転して元の態勢に戻ります。ひざは曲げて行います。(より高度な、ひざを伸ばして行う伸膝しんしつ後方支持回転こうほうしじかいてんは後述します)

「後方支持回転・腕立て後転(屈膝)」の詳細

飛行機とび・グライダー

鉄棒を握ったまま、ひざを伸ばして鉄棒の上に乗り、回転、体が前に来たタイミングで体を前方に伸ばして、鉄棒を離して勢いよく前に飛び出します。蹴上がり習得には欠かせない技術です。

「飛行機とび・グライダー」の詳細

地獄回り(じごくまわり)

鉄棒に座り、後ろにたおれこみながらひざ裏で鉄棒を捕まえて回転します。技術的にはそれほど難しくないのですが、鉄棒に座るところから始まるので、普段より目線が高く怖いと感じる人が多いです。

「地獄回り」の詳細

天国回り(てんごくまわり)

地獄回りの反対で、鉄棒に座ったところから前に回ります。名前は天国ですが前向きの分、地獄回りより怖いと感じることが多いです。

「天国回り」の詳細

前方支持回転ぜんぽうしじかいてん屈膝くっしつうで立て前転)

別名「空中前回り」。後方支持回転こうほうしじかいてん(空中逆上がり)より難しいです。後方支持回転こうほうしじかいてん同様、ひざを曲げて行います。(より高度な、ひざを伸ばして行う伸膝しんしつ前方支持回転こうほうしじかいてんは後述します)

「前方支持回転・腕立て前転(屈膝)」の詳細

懸垂逆上がり(けんすいさかあがり)

地面をけらずに、うでの力と腹筋で体を持ち上げて逆上がりを行います。タイミングなどを考慮する必要がないので、コツがわかれば意外と簡単。技術より筋力の壁を超えるのが大変。

「懸垂逆上がり」の詳細

伸膝後方支持回転(しんしつこうほうしじかいてん)

後方支持回転こうほうしじかいてんを、ひざを伸ばした状態で行います。鉄棒を抱え込めなくなるので、うでの力で体を引き付けておく必要があり、技術・筋力の両面で難しくなります。

「伸膝後方支持回転」の詳細

伸膝前方支持回(しんしつぜんぽうしじかいてん)

前方支持回転ぜんぽうしじかいてんを、ひざを伸ばした状態で行います。体が鉄棒から離れる方向に力がかかるので後方より難しいです。

「伸膝前方支持回転」の詳細

蹴上がり(けあがり)

かなり高難度の技です。鉄棒を回ることなく、体のスイングを利用して鉄棒に上ります。余り知られていませんが、棒高跳びの練習に取り入れられています。

「蹴上がり(けあがり)」の詳細

巴(ともえ)

子供の鉄棒技としては最上級。体を鉄棒から離した状態で、伸膝しんしつ後方支持回転こうほうしじかいてんを行います。

「巴(ともえ)」の詳細

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