後ろだるま回り-正しい形とやり方・練習方法
後ろだるま回り（うしろだるままわり）
要領はだるま回りと同じで、今度は後ろに回ります。
- 鉄棒に上がったら、前腕とお腹で体を支える姿勢になります。
- 頭を後ろに倒し後方に回転します。同時に膝を上げて上体に近づけ、ひざ裏を手で持ちます。
*抱え込んだ姿勢になってから始めても構いません（下記の2番目の動画）。回転力は落ちますが怖さは減ります。 - 後方に回転する時、膝を伸ばして足を振ることで勢いをつけます。
- 回転時は上半身を勢いよく下に落とすイメージです。背側に回る分、前に回るだるま回りより怖く感じますが、ここが頑張りどころ。怖がって勢いが出ない・体を後ろにもっていこうとしてスピードが出ない、などが失敗例です。
- 回転の最後は、上半身が上がってくるとき太ももを胸に近づけるようにします。
- 一回転して鉄棒の上まで戻ってこられたら成功です。
抱え込んだ姿勢から開始してもOK
鉄棒を抱え込んでから始めたほうが怖くないので始めやすいかもしれません。ただし回転力速度が落ちますので、脚の振り上げを上手に使い勢いをつけましょう。
膝裏を手で持つとき、上半身から近づけようとするのではなく、膝を胸に近づけるイメージで動きましょう。膝を上げることで後方に回転します。
後ろに回る恐怖感から、スピードが出ないで失敗することがあります。怖いうちは補助の人が背中に手を添えるとよいでしょう。
頭が前に来ていると後方に体重が向かないので、頭をしっかり後ろに倒しましょう。
後ろだるま回りの動画
前腕部分で体を支える姿勢からスタート。
抱え込んだ姿勢からのスタート。
