足かけ上がり(あしかけあがり)-正しい形とやり方・練習方法
足かけ上がり(あしかけあがり)、ひざかけ振りあがり
逆さにぶら下がり、膝をかけるところから始めます。
片膝を鉄棒にかけたら体をスイング(足かけ振り)します。このとき上半身をしっかり伸ばしてください。上半身を丸めてしまうとスイングで得られる回転運動が弱くなってしまいます。
2~3回スイングして回転が大きくなったら、スイングに合わせて体を鉄棒の上方向に回転させ鉄棒の上に上がります。
「足かけあがり」では回転の感覚、スイングを回転につなげるタイミング、手の力が身につきます。
余談ですが、「足かけ」と書きますが、体の部位からすると正しくは「脚かけ」ではないかと思います。「足かけ」が常用のようなのでここでもその通り書きますが、「足」、つまり足首より下の部分は鉄棒にはかかってないですよね・・・。
「足かけあがり」の動画
この動画の子は背が高く、立ったまま、ひざを鉄棒にかけるところまでできています。立ったままでは届かない場合は、ぶら下がってから足をかけても構いません。
こちらは、立ったままではふくらはぎまでしか届かないので、ぶら下がってからひざをかけています。ここまで足が上がるのもすごいですね。足が上がらなくても、足裏を鉄棒に付けてぶら下がってから足をかければOK。